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日記♪

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英語の発音の秘伝のコツ

2003年03月26日の日記


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 私の秘伝の英語発音矯正のコツ 3月26日(水)
テーマ「英語のお勉強日記(832)」

今日、ある英語の勉強用のHPに立ち寄った。

そこには

「こんなこと言わないよね~~~~」

「えっ~~~~~、変!」

というなんか変な英語が堂々と、それも難しい講釈をつけて、一杯書いてあった。そして、だめ押しが発音が「カタカナ」で書いてあった。

正直言って「こりゃぁ、ダメだ~~~~~。」

と思った。

変な英語は、私の好みと違うだけだから目をつぶっても、
英語の発音をカタカナで表記しようということは間違っていると思う。

カタカナで英語を言おうとすることに、無理がある。
カタカナを思い描いて喋っていたら、一生。通じない英語を
話すことになると思う。

別に、そのHPに喧嘩を売るつもりも無いし、
私の英語力では偉そうなことは言え無いが、

日頃、イギリス人に

「○○○は、日本人にしては、英語が出来て、発音が綺麗」

と良く言われる。私はこのコメントを
元英語教師としていつも、複雑な気持ちで受け取る。
確かに日本人の発音の悪さは有名なのね。

そこで、今日の日記は、ちょっと、趣向を変えて、
私がどうやって英語の発音を良くしたかについて書こうと思います。
英語に興味のない人には、時間の無駄です。ご免なさい。

前置きはさておき、
私のような日本の学校教育の英語で育った一般的な
日本人が、英語の発音を良くしたかったら、
(帰国子女などは除く)

まずカタカナを完全に忘れて
二度と英語をカタカナで書こうなんて事は思わないこと。

英語は、いつも「英語」で書いて「英語」で話して下さい。
もしどうしても発音が不安なら、
発音記号を使いましょう!
発音記号は覚えておくと、知らない単語でも
正しく発音できるようになるから、便利ね。

日本人のが起こしやすい間違いは、
子音の後に母音をつけちゃう事。
カタカナ表記は、それを促すから
ダメなのね。

日本語では「子音は必ず母音とセット」になっていて
「子音だけで独立して現れることはありえません。」
でも、英語では、母音の伴わない子音が一杯出てきます。

だから、カタカナに置き換えて発音しようとすると、
余分な母音をつけて発音してしまうことになってしまうのね。
それで、おかしくなってしまうの。

だから今後は、カタカナで読み方をルビをつけるなんていうことは、
もう絶対しないでね。

そして、日本語と英語は発音が全く違うから
英語の母音と子音がどうやって
発音されるかを徹底的に修得して、
口に正しい発音を覚えさせてしまいましょう!


言い換えると、舌、唇、歯、息のおのおのが、
どの様な状態で発声されるかを
「身体」で覚えちゃう様にするの。

そして、日本語と英語は口の動きが違うということを
頭で理解して「口に覚えさせる」。

たぶん、日本で出来る一番手っ取り早い修得法は

英語の音声学のカセット付きのテキストを
一冊購入して、鏡を片手に練習する。


できれば口の中の構造とかも丁寧に書いてある音声学のテキストを探して
テープを聴きながら、口が覚えるまで、
鏡を見ながら練習する。

例えば、日本人が苦手な

「f」

という子音は、前歯で、下唇を噛みながら
息を「ふ~」っと出した音という具合。

そして、全ての母音と子音の発声法を
理解したら、後は練習あるのみで、
口が覚えてしまうまで練習する。

そして f が含まれている単語を見たら、
「フ」と発音しようとするのではなく、
「f」と発音しようと思って下さい。

同じように、全ての子音を修得して下さい。
子音は英語らしく喋るには、とても大切です。

日本人にとって一番難しいのは「l」と「r」かなぁ。
頑張って下さい。私も苦労しました。
「l」と「r」の発音のポイントは、舌の位置。

同様に、日本人には、とっても厄介な母音も
音声学のテキストを参考にして
頑張って修得して下さい。

そして練習する時「鏡を見ながら」というのも大切なのね。
必ず、鏡で確認しながら覚えていってね。
間違った発音を覚えると厄介よ!

そして、映画やネイティブと話す機会があれば、
必ず口、舌、歯などを観察する!!!!

これは、変態者に間違われたり、
気があると勘違いされて迫られる可能性があるので、
くれぐれも、気を付けてやって下さい。(笑い)

一つ一つの音をキチンと発音できる様になるだけで
かなり綺麗な発音になると思います。


第二に、英語の発音を良くするのに、大切なのは、
英語のリズムとイントネーション
の修得です。

日本語は「音の高低」が大切で、それで意味が変わる。
日本語では「強弱」は、単なる強調でしかなく、
意味においては、何の変化をもたらさない。

分かり難いと思うので例を出しますね。

例えば
「雨」は「あ」が高くて「め」が低いの。

「飴」は「あ」が低くて「め」が高い。
(注:関西弁は、逆)

音階に例えると、もう少し分かりやすいかなぁ

「雨」の音階は「ミ・ド」なのね。

「飴」の音階は「ド・ミ」なのね。

だから、これを「(強くて高い)・め(弱くて、低い)」
「あ
(弱くて高い)・(強くて低い)」

と言っても、雨は、雨で、飴は、飴で意味は変わらないの。
つまり、日本語は、音の「高低」で意味が変わるのね。
でも強弱では意味は変化しない。

よく日本語を習い始めたばかりの英語圏の人の日本語がおかしいのは
「高低」ではなくて、「強弱」を付けて話すからなの。

例えば、
「お(強い)よう」とかになってしまい、おかしく聞こえるの。

自然な日本語にするには、同じ強さで
「お(低)は(高)よ(高)う(高)(ドミミミ)」としなくちゃダメなの。

一方、英語は、英語は「弱強=長短」で、意味が変わってきます。
でも、音の「高低」は、何の意味の変化をもたらさないの。

日本語と全く逆ですね。

例えば、
recordという単語は、強弱(長短)の場所によって意味が変わります。

動詞の時は、
弱強で、「タ・タン」のリズムで
cordにアクセントがあります。

そして、名詞になると、
強弱で、「タン・タ」のリズムで
reにアクセントが来ます。

つまり英語のリズムは「タ・タン」とか「タン・タ」とかと言うように、
「強弱のリズム」が意味が変わるから「強弱のリズム」が大切なのです。

ですから、英語らしく話せるようになるには、
日本語と英語のこの違いを理解した上で、
英語の意味の変化をもたらす「強弱のリズム」を修得しないといけないの。

じゃあ、どうしたら、その英語のリズムを修得出来るようになるかというと、

それは、Shadowing
というテクニックで自然にマスターできます。

「Shadowing」とは、同時通訳の訓練に用いられる
テクニックで、テレビでもラジオでも何でも良いから、
聞いたことをオウム返しのように、
後からついて声に出していくというもの。

例えば、誰かが
「Hello, how are you?」と言ったら、一テンポ遅れて、
「Hello, how are you?」と繰り返すの。
これを延々と続ける。

単純に聞こえますが、これがやってみると、
実は、かなり難しい。

難しい理由は、聞きながら、喋らなくちゃいけない。
そして、喋りながら聞かなくちゃいけない。

不器用な私には最初不可能の様に思えたんですよ。
でも、大丈夫。もし、私のように不器用で慣れないなら、

まずは「日本語」のテレビとかでやってみて下さい。

そして、少し慣れたら、英語にしてみて下さい。

題材は、ドラマとか映画から始めて下さい。
一番、お薦めは、英語字幕が出るDVDで、Shadowingをすると、
良いかもしれません。

最初は、字幕無しで、そして、
字幕有りでというのを繰り返してみたりしてもいいと思う。

でも、自信喪失しちゃうから、決してニュースから始めないでね。
ニュースの英語は早いから、最初にやると、
自信を失っちゃって、ダメだからね。
ニュースはちょっと自信が出てきたら、挑戦してね。

それから、Shadowingではありませんが、
英語のお歌を歌うのも良いです。

ガンガン、英語のお歌をCDに合わせて歌いましょう♪

楽しいし、ストレス解消にもなって、英語の上達になる。
一石二鳥ではなく、一石三鳥ぐらいなので、やるしかないですね。

頑張って下さい。

最初は、Shadowingも、お歌も、聞き取れず、
繰り返せる言葉も少ししかできないと思います。
でも、別に気にしないで、聞き取れるものだけを、
マイペースで、繰り返して下さい。

英語が間違っていたとしても、

最初のうちは、気にしない♪ 気にしない♪

少し余裕が出てきたら、出来るだけ正確にShadowingする様に
心がけて下さい。

また、私の様に不器用な人は、Shadowingが
どうしても旨く出来ない人もいると思います。
そういう方は、まずは、声には出さずに、
頭の中で繰り返すだけの声を出さない
Shadowingを試してみて下さい。

そして、徐々に声に出せるように慣れていって下さい。

一番大切なのは、

無理なく、楽しくやって行くことだと思います。

でも、語彙があんまりないと、何を言っているか
分からないから、語彙力も地道につけてね。

語彙力をつけるのは、残念ながら、近道はなくて、
沢山、英文を読むことと、努力しかないと思う。
(もし近道があるなら、私が知りたいです。)

コツは、焦らず、楽しむこと。

第三は、リスニング力を向上する。

リスニング力が向上すると発音も良くなる。これは、
聞こえないものは、
真似も出来ない
からなのね。
聞き取れるようになれば、真似が出来るようになる。
だから、リスニング力の向上は、発音が良くなるのに、
不可欠なのね。

じゃあ、どうやって、リスニング力を向上するかというと、
これも、実はShadowingがとっても効果的なんです。

難しい理論の講義を聴く時や、つまらなくて、
集中力が無くなって来た時、私は、聞きながら
頭の中で、聞いたことを繰り返す。
つまり、声を出さないShadowing。
そうすると、言っていることが良く分かるようになり、
どんなに難しくても、頭にも残りやすくなる。

そして、これを続ければ、聞き取れないという事は
かなり少なく無くなると思います。

そして、何事も継続が力なので、続けて下さい。
猿まねのShadowingも、たぶん半年から一年も続けると、
かなり綺麗な発音になって、
私の経験では、英語力も飛躍的に伸びると思います。

Shadowingは、とても素晴らしいテクニックだけれど、
Shadowingが出来るようになるには、
残念ながら、ある程度の英語力が無いと無理だと思います。

最低でも中級、つまり、英語検定2級程度の英語力はいると思います。

その程度の英語力の無い人には、厳しいようですが、
Shadowingは、無理というか、あんまり効果はないと思います。
もし、英語力が無ければ、基礎知識を勉強した上で、
Shadowingに挑戦して下さいね。


最後に、ポイントのおさらいをしますね。

1.カタカナを忘れて、英語の母音、子音を修得する。
  機会があれば、口、歯、舌の動きを観察をする。

2.リズムとイントネーションと、リスニングを鍛えるため
  Shadowingをする。できなければ、声を出さず、
  頭の中でShadowingをする。

長々と書きましたが、別に難しくはありませんので
試してみて下さい。もし皆さんの英語の発音が
これで綺麗になったら嬉しいです。 感想を書く




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